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審美歯科/歯科金属アレルギー外来・やよし歯科クリニック

歯科医療全般に関するQ&Aのページ

最初にお断りしておきますが、御質問に対する答えはあくまでも当院のドクターの見解であり、他の歯科医院の先生のご意見とは異なる場合がありますので、ご了承下さい

その他いろいろ編

  2007/2/23 new!
時々口唇に小さな水ぶくれができて、2週間くらいで治ります。これは何の病気ですか?
また治療法について教えて下さい。


おそらく口唇ヘルペスだと思われます。原因は単純ヘルペスウィルスです。単純ヘルペスウィルスには1型と2型があり、1型は口唇や顔面など上半身に、2型は性器を中心とする下半身に主に発症します。口唇ヘルペスの症状は基本的に次の4つの段階を経て、2週間程で治っていきます。

  1. 前駆期の症状〜水ぶくれが現れるのに先立ち、ピリピリ、ムズムズなどの熱感、違和感、かゆみを感じます。
  2. 赤く腫れる〜@の症状から半日以内に赤く腫れてきます。この時期は患部でのウィルスの増殖が活発です。早い時期に治療を始めることが大切です。
  3. 2〜3日後に現れる症状〜水ぶくれができる。赤くはれた上に水ぶくれができます。水ぶくれが破れてしめっぽくなった患部に触ると感染します。口紅が合わなくてできる水ぶくれは口唇全体にできるのに対し、口唇ヘルペスでは1ヶ所にできるのが特徴です。
  4. 回復期〜かさぶたができる。

◆治療法

口唇ヘルペスの症状が出たら、早い時期に治療を始める方が治りも早くなります。治療にあたっては抗ウィルス薬を使う事が最も効果的です。抗ウィルス薬には軟膏や錠剤の薬があり、どちらも当クリニックで処方できます。

◆注意点

口唇ヘルペスは一度感染すると、その後神経節にひそんでいます。精神的・肉体的ストレスにより体力や抵抗力が落ちてしまうとウィルスが暴れだして再発する事が多いのです。そのためバランスのよい食事をとり、十分に休息することが大切です。日頃から体だけでなく精神的にも健康な生活を心がけて下さい。

また単純ヘルペスウィルスは感染力が強く、直接的な接触のほかにウィルスがついたタオルや食器からも感染するので、ご家族との共用は避けて下さい。食器についた唾液の中でウィルスはかなり長時間生きているので洗剤できちんと洗って下さい。またタオルなどは、他の洗濯物と一緒に洗っても構いません。日光によく当てて乾かして下さい。

  • 新生児に対して〜免疫機構が未発達なので、全身に強い症状がでます。キスなどは避けて下さい。母親が既に抗体を持っている場合、抗体が胎盤を通じて新生児に行くのでそれほど重症化しません。しかしいずれにしても症状が出ている時は赤ちゃんとの接触は控えた方がいいでしょう。
  • アトピー性皮膚炎の方に対して〜皮膚にバリアーがないので皮膚に触れると簡単に感染し、重症化します。
  • 病気などで免疫機能が低下している方に対して〜白血病、悪性腫瘍、移植手術後などの患者さんに対してはお見舞いも控えましょう。
 
  2006/9/20 new!
主人から歯ぎしりがうるさいと言われます。原因や治療方法について教えて下さい。

一般的に歯ぎしりとは、睡眠中に無意識のうちに上の歯と下の歯をこすり合わせてきりきりと音をたてる事をいいます。 その他にクレンチングといって歯をくいしばったり、歯をカチカチと早くかみ合わせるタッピングなどもあり、総称してブラキシズムといいます。 原因としては、かみ合わせの問題や精神的なストレスなどが挙げられます。緊張を伴いやすい職業や、神経質な性格の人に多いとも言われています。

歯ぎしりがあるとパートナーの睡眠を妨げるだけでなく、歯が磨耗したり、かなり強い力が歯に持続的に加わりますので、歯周病が余計にひどくなったり(咬合性外傷)、顎関節症、肩こりなどが起こったりします。 治療法としては、以下のようなものがあります。

  • ナイトガード療法
    ボクシングのマウスピースのようなものを就寝時に装着して歯を守り、咀しゃく筋の緊張をほぐします。
  • かみ合わせの調整
    早期接触などの問題を取り除きます。
  • 心身のリラクセーション
    スポーツでストレスを発散したり、エステやマッサージに行ったり、部屋でアロマを焚いてリラックスしたりすることなども有効です。
 

妊娠中ですが、歯科治療の薬、麻酔、レントゲンなどの影響について教えてください。

☆薬について

薬剤は妊婦の胎盤を通過して胎児に移行します。催奇形性の危険度は妊娠の時期により異なります。下に服用時期の危険度を点数で評価します。

最終月経開始日からの日数 評価
0日〜27日 無影響期 0点
28日〜50日 絶対過敏期 5点
51日〜84日 相対過敏期 3点
85日〜112日 比較過敏期 2点
113日〜出産まで 潜在過敏期 1点

比較的安全だといわれているお薬を本から抜粋すると、解熱鎮痛剤は商品名で、カロナール錠200、ソランタール錠100mg。
抗生物質では、セフェム系がフロモックス錠100mg、メイアクト錠100、バナン錠、ケフレックスカプセル、ケフラールカプセル250mg。
ペニシリン系がバラシリン錠、ヤマシリンカプセル250、ビクシリンカプセル、サワシリン錠250、パセトシン錠250。
マクロライド系がクラリス錠200、エリスロマイシン錠200mg、ジスロマック錠250mg。
またセフェム系はペニシリン系より臍帯や乳汁中に分泌されにくく、胎児や乳児への移行が少ないそうです。
しかしお薬を飲んでしまうと、影響がないか、赤ちゃんが成長するまでずっと心配ですので、妊娠中は、危険性を有用性が上回る場合にのみ服薬すべきだと思います。

☆レントゲンについて

放射線被爆により、胚死や奇形・発育異常を生じるのは、胎児の被爆線量が
0.1Sv(シーベルト)以上の場合とされており、これは歯科のX線検査では考えられないほどの大きな線量です。したがって、一般の歯科治療で、妊娠中にレントゲンを撮っても全く問題ないといえます。
ただそうは言っても、お母さんたちはやっぱり心配になってしまいますよね。
そこで妊娠中の方、あるいは妊娠している可能性のある方には、鉛の入った防護エプロンを使います。これで、X線を100分の1にまで減弱させることができます。
さらに、まだあまり普及していませんが、デジタルレントゲン装置がある歯医者さんを探してみられるのもいいかもしれません。機種にもよりますが、従来の歯科のレントゲンに比べX線の被爆量が、約6分の1から10分の1にまで減ります。

☆麻酔について

現在、歯科で使われている局所麻酔薬は、通常の使用量の範囲内であれば、催奇形性が認められているものはなく、安全に使用できます。

 

ある歯科医院で3本くらい抜かなくてはいけないといわれました。よく「抜かない歯医者はいい歯医者、すぐ抜く歯医者は悪い歯医者」と聞きますが、他の歯科医院に転院したほうがいいのでしょうか?

確かに大昔では、現在ならきちんと治療して残せるような歯でも、すぐ抜歯していたという話を聞いたことがありますが、今はそんなことはあまりないのではないでしょうか?どこの歯科医師の先生もできるだけ抜かずになんとか残そうと頑張って治療されてると思いますよ。

ただどうしても抜歯しなければいけない歯というものがあります。すなわち「治療できる限界」を超えた歯です。例えば歯周病が重度に進行し、歯根の周りの骨が全くなくなっており、歯肉だけで支えているような歯などです。こういう「限界を超えた」歯はやっぱり抜歯しなくてはいけないと思います。

できるだけ抜きたくないというお気持ちは分かりますが、その歯を残したせいで色んな弊害が出てくることもあります。例えば隣の歯まで骨の吸収が進んでしまったり、遠隔部位に炎症が波及して健康状態まで悪くなったり・・・。そんな歯を「抜きたくないのですね。わかりました、抜かずにおいときましょう。」という歯医者さんの方がよっぽど無責任だと思うのですが、いかがでしょうか?

どうしても納得いかないなら他の歯科医院でセカンドオピニオンを聞いてみるといいでしょう。私どものクリニックでもセカンドオピニオンを実施していて、「他の歯医者さんの意見を聞きたい」という方の受付もしております。もちろん秘密厳守しますし、当クリニックの意見を聞かれたら、元のかかりつけの歯医者さんに戻っていただいて構いません。お気軽にお申し付け下さい。

 

自費と保険の差し歯の違いって見た目だけですか?

これはあくまでも私どもの医院の話として読んでください。 見かけがきれいかどうかとか、銀歯が白い歯になるかだけではなく、適合度がかなり違うと思います。

もちろん私どもは保険治療でも、手を抜かずに一生懸命やらせていただきますが、どうしても使う材料によって精密度が違ってきます。 保険で型採りをする時は アルジネートと寒天を使って行います。 材料が安価なので点数を低く抑えられた保険治療ではこれを使います。ほとんどの歯科医院で使っています。 それで型採りした物に石膏を流して模型を作りますが、その石膏は硬石膏というものを使います。 自費の場合、特に複数本のセラミックスの場合などは高価なシリコンラバーを使って型をとります。 それに超硬石膏という石膏を流して模型を作ります。

すなわち保険では アルジネート+寒天+硬石膏でわずかですが狂いが生じてきますが、自費ではシリコンラバー+超硬石膏でほとんど誤差が出ません。よってピタッときれいに適合し、予後もいいという訳です。 また、材質も保険では決まっていますが、自費では最適な高価な材料を使って製作しますので、見た目もいいですし、アレルギーやプラークコントロールの点からも歯や歯肉・身体にまで優しい物が製作可能です。

 

 

歯医者さんってたくさんあって どこに行っていいのか分かりません。選び方のコツってありますか?

福岡は東京に次いで歯科が多いので選ぶのに苦労しますね。 ご自分と相性の合う先生を見つけることが大切だと思います。 近所の人がいいと言っても自分には合わないという事は必ずあります。私どもの所には広島から「先生じゃないとだめ」と言って通ってくださる方もいれば、文句を言って来なくなる方もいます。本当に相性って大切なんです。 

近所の評判やインターネットの書き込み等をうのみにせず、参考程度にとどめ、歯科医院のホームページなどでしっかり情報を仕入れ、ここだと思ったらまず行ってみることです。 そしていきなり治療してもらうんじゃなく、出来るだけ質問して先生とじっくり話しをすることです。そうすると合う合わないが少しは分かるかもしれません。

そして、私がそうだから言うのではないですが、患者さんのための設備投資をしっかりしている病院かどうか、そういう先生は勉強熱心な先生が多いです。 そして可能な限りディスポーザブルな物を使っているか。 未だに銀色のコップや、何か色々付着している使い回しのエプロンなど・・・。私が患者だったら行きたくないですね。

また、患者さん、皆さんのスタイルに合うかどうかも大切で、例えば夜遅くまでやっていたり、日曜もやっていて、ドクターも数人いて、とにかく利便性の高い歯医者さん。忙しい方や最小限の治療しか希望されていない方や保険のみの方はそういう「コンビニ型の歯科医院」が向いているかもしれません。

逆にじっくり本格的に悪いところを治したいという方は、担当の先生が最初から最後まで丁寧にじっくりと診てくれて、自費治療のメニューも豊富にあって、いろんな選択肢を説明してくれる歯医者さんがいいと思います。 トータルデンタルケアは後者の歯科医院を目指しています。

 

 

親しらずは必ず抜いたほうがいいのですか?

親しらずを抜歯した方がいいのか、治療して残しておいた方がいいのかは歯科医師の先生によっても意見が分かれるところです。私どもは「悪影響がある親しらずは抜歯」「そうでない親しらずは治療して保存」としています。

悪影響がある場合とは、例えばきちんと生えてなく、となりの歯との間に食物、プラークが溜まりやすく、親しらずもそのとなりの歯も虫歯になりやすかったり、あるいは真横に生えていて、となりの歯を押して、下の前歯の歯並びが悪くなりやすかったり、あるいは一部歯肉に埋もれていて、時々歯肉に炎症が起きて腫れて痛んだりしやすい場合などです。

あるいはきれいに生えていて虫歯もないが、咬み合う歯がないため徐々に伸びだしてきて正常な顎運動を妨げてしまうような場合も、抜歯した方がいいかもしれません。 

治療して保存したほうがいい場合は保存しますが、もし中高年になって歯を抜いた場合、親知らずを残しておいたおかげで、部分入れ歯でなくブリッジにすることができたとか、将来意外と役に立つこともあります。

 

 

下の親しらずを口腔外科で抜くようにかかりつけの歯医者さんで言われました。どうしてですか?

私どもも難しそうな親知らずは口腔外科で抜いてもらっています。 もちろん こちらで予約を取って、紹介状、地図をお渡しし、できるだけ患者さんに負担がかからないようにしています。

さて、どうして紹介するかとのことですが、親しらずは結構、深いところに埋もれている場合があり、下顎の中には下歯槽管という神経と血管が走っている管があり、それを抜くときに傷つけてしまうと、多量に出血したり、知覚麻痺が残る場合もあります。ですから口腔外科で熟練した外科医(もちろん歯医者さんです)に抜いてもらった方が安全ですし、手際よく抜いて下さるので患者さんも楽だからです。